A 総論
1 定義と概念
・突然の心停止
■脳内のATPが枯渇して数秒~十数秒で意識を失う
・救急救命士法では心肺機能停止との用語が用いられている
心臓機能
・生存に必要なだけの心拍出量がない状態
・総頸動脈の拍動触れないことで判断
・心臓の機械的収縮または電気的活動が完全に停止しているとは限らない
・総頸動脈の拍動触れないことで判断
・心臓の機械的収縮または電気的活動が完全に停止しているとは限らない
呼吸機能
・生存に必要なだけの換気運動がない状態
・有効な自発呼吸運動の停止と判断
・死戦期呼吸は呼吸機能停止とみなす
・予後には脳への酸素化された血液循環の維持が大きく影響
・有効な自発呼吸運動の停止と判断
・死戦期呼吸は呼吸機能停止とみなす
・予後には脳への酸素化された血液循環の維持が大きく影響
2 疫学
・2018年中、救急搬送された心肺停止の傷病者数
■12万7718人,「男性が多い」,「80~89歳が最多」,「次いで70~79歳」,合わせて全体の半数を占める
■原因では,心原性が79,400人と多い
3 ウツタイン様式に基づく記録方法
・国際的なガイドラインとして統一された記録方法
・院外心停止例を対象
■心肺停止(心原性か非心原性か)の分類
■目撃有無
■バイスタンダーや救急隊員による心肺蘇生有無
■電気ショック有無などに応じて医療機関収容後の予後などについて記載
■心肺停止(心原性か非心原性か)の分類
■目撃有無
■バイスタンダーや救急隊員による心肺蘇生有無
■電気ショック有無などに応じて医療機関収容後の予後などについて記載
・心原性とは,心停止の原因が心疾患と確定診断されたという意味ではなく,心疾患以外の疾患が特定された例を除いたもの