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偶発性低体温症 P821

偶発性低体温症
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低体温症
■中心部体温が35℃以下に低下することによって生じる全身的障害

偶発性低体温症
■治療上の意図によらず偶発的に生じた低体温症

A 発症機序と病態生理

1 発症機序

・寒冷反応
視床下部にある体温調節中枢が体温低下を感知
■自律神経を介する
末梢血管収縮および発汗抑制によって
体表面からの熱放散が減少

■運動神経系を
介する骨格筋のふるえ(シバリング)によって熱産生が増加

・偶発性低体温症は3因子が関与
熱産生の減少
■熱喪失の亢進
体温調整異常

出典:へるす出版 改訂第10版 救急救命士標準テキスト

因子と原因がしっかり結びつくよう,覚えといてね

・通常,
体温の日内変動1℃以内で維持されている

寒冷環境への長時間の曝露や極度の低温
熱喪失が大きくなって体温維持が困難

中枢神経障害や脊髄損傷では体温調節異常を生じるため,環境温度の影響を受けやすくなり,偶発性低体温症の危険が高まる

高齢者
骨格筋量が減少しているため,骨格筋運動やシバリングが普段から減少

中心部体温
35℃まで低下
ふるえ熱産生最大

32℃以下
ふるえ熱産生が停止して体温急激に低下

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