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異物 P808

異物
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異物
■生理的にはその位置に存在しないものが,
外部から体内に侵入してとどまる状態

体腔内異物
開口部分から管腔(鼻腔,口腔,耳腔,肛門,尿道,腟など)内に侵入した異物が,
そのままとどまっている状態

組織内異物
皮膚や粘膜を貫通して侵入した異物が組織や臓器内にとどまっている状態

A 気道異物

気道異物
■通常咽頭・喉頭から気管支までの異物をいい、
鼻腔内異物や口腔内異物とは区別する場合が多 い

高齢者
嚥下反射や咳嗽反射の低下,咽頭・喉頭異物上気道異物)が多い

乳幼児
嚥下反射や咳嗽反射が未熟,気管分岐部より上咽頭・喉頭および気管

■気管分岐部より上(咽頭・喉頭および気管)の完全閉塞(窒息)
換気不能となる。緊急の対応が必要

1 異物の種類と特徴

・気道異物が多い食べ物
餅,ご飯,パンなど,穀物

・高齢者
が多い

・小児
ピーナッツなどの豆類
小玩具(ゴム風船やスーパーボール)
口に入るものすべてが気道異物の原因となる
遊戯中や啼泣時の急激な吸気によって吸い込まれることが多い

2 病態と観察

気道の不完全閉塞

・意識があり,会話(発声),咳, 呼吸可能

・胸腔外の咽頭・喉頭(上気道)異物
■吸気時喘鳴喘ぎなど,
聴診器を使用しなくても聴取可能
呼吸雑音を吸気で認める

努力呼吸,シーソー呼吸,陥没呼吸など
胸郭運動異常を生じる
・胸腔内の気管支(下気道)異物
聴診
笛声音,いびき音

呼気時の雑音を聴取,また胸郭運動の左右差などの胸郭運動異常を生じる

気道異物の部位と症状

出典:へるす出版 改訂第10版 救急救命士標準テキスト

気道の完全閉塞

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