A 中毒とは
・中毒
■生体内に吸収された化学物質,またはその代謝産物によって正常な生体機能が障害されること
・中毒起因物質(中毒物質)
■中毒の原因となる化学物質
■中毒の原因となる化学物質
・中毒症状
■中毒物質によって生じる生体機能の異常
・急性中毒
■化学物質が生体内に吸収されてから比較的短期間で中毒症状を生じる場合
■急性中毒の傷病者が救急搬送される機会は多い
■化学物質が生体内に吸収されてから比較的短期間で中毒症状を生じる場合
■急性中毒の傷病者が救急搬送される機会は多い
・慢性中毒
■化学物質が比較的長期間にわたって生体内に蓄積して中毒症状を生じる場合
■化学物質が比較的長期間にわたって生体内に蓄積して中毒症状を生じる場合
B 中毒物質
1 中毒物質とは
・公益財団法人日本中毒情報センターにおいて2018年に電話で受信した,問い合わせの多い中毒物質
■もっとも問い合わせが多い→家庭用品
■次いで→医療用医薬品および一般用医薬品を含む医薬品
■もっとも問い合わせが多い→家庭用品
■次いで→医療用医薬品および一般用医薬品を含む医薬品
問い合わせの多い中毒物質
出典:へるす出版 改訂第10版救急救命士標準テキスト
・公益財団法人日本中毒情報センターにおいて2018年に電話で受信した,問い合わせの多い家庭用品
■最多→たばこ
■次いで→洗剤,化粧品,文具・美術工芸用品の順に多い
■最多→たばこ
■次いで→洗剤,化粧品,文具・美術工芸用品の順に多い
家庭用品で問い合わせがあった中毒物質
出典:へるす出版 改訂第10版救急救命士標準テキスト
・公益財団法人日本中毒情報センターにおいて2018年に電話で受信した,問い合わせの多い家庭用品以外
■最多→医療用医薬品および一般用医薬品ではともに中枢神経系用薬
■工業用品→炭化水素類(ガソリン,灯油)などが多い
■自然毒→シュウ酸含有植物(ポトス,クワズイモなどの観葉植物)などの植物毒が多い
■農業用品→殺虫剤が多い
■最多→医療用医薬品および一般用医薬品ではともに中枢神経系用薬
■工業用品→炭化水素類(ガソリン,灯油)などが多い
■自然毒→シュウ酸含有植物(ポトス,クワズイモなどの観葉植物)などの植物毒が多い
■農業用品→殺虫剤が多い
家庭用品以外で問い合わせの多い中毒物質
出典:へるす出版 改訂第10版救急救命士標準テキスト
2 小児(5歳以下)の中毒物質
・もっとも多い:タバコ
■次いで→乾燥剤・鮮度保持剤
■次いで→芳香剤・消臭剤・脱臭剤