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腹痛 P529

救急症候学

A 発症機序

1 内臓痛

発症機序

・管腔臓器の強制的な拡張(閉塞による内容物の貯留)

・臓器を包む被膜の伸展(実質臓器の急激な腫脹)


・内蔵平滑筋の過度の収縮(管腔臓器閉塞に対する反射的な収縮な
ど)

臓器の虚血


・痛みは自律神経を介して伝わる
性状は鈍い
■痛みの局在がはっきりせず腹部正中線付近に感じられることが多い

シクシクする,締めつけられるようなと表現され,強まったり弱まったりを繰り返す

悪心・嘔吐,流涎,冷汗,顔面蒼白,血圧低下などの自律神経反射を伴いやすい

腹膜刺激徴候なし

・「体動によって増悪なし」、体位によっては軽減することもある
傷病者は転げ回って痛がることもある

疝痛
■管腔臓器の平滑筋の強い収縮で生じる内臓痛

2 体性痛

・局在明瞭鋭い痛み

腹腔内に漏出した消化管内容などによる刺激が加わると,体性感覚による腹痛を引き起こす

持続性であり腹膜刺激徴候伴う

体動で悪化するため,傷病者は「身体を丸めてじっとしている

内臓痛と体性痛の特徴

出典:へるす出版 改訂第10版 救急救命士標準テキスト

全て重要じゃよ

3 関連痛

病巣のある部位以外に感じる痛み

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