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救急救命士が行う処置5 「体位管理、体温管理、止血」

救急救命士が行う処置
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P 体位管理

1 目的

目的
傷病者の苦痛の軽減,病態の安定

誤った体位をとると苦痛を増強させ,病態が悪化させることがある

 

 

 


①呼吸・循環機能の改善

胸部を高くする
心臓の前負荷減らし
うっ血性心不全,肺水腫な
における呼吸困難を軽減

・胸部を低くする
■心臓の前負荷増やし
静脈還流量を増加させ,
ショック改善

・健側をにする
換気良好な健側肺への血流を増加させ,
換気血流比改善

起坐位
呼吸補助筋が使いやすくなる


仰臥位の妊婦

・妊娠子宮が下大静脈を圧迫して静脈還流量の低下
仰臥位低血圧症候群)が起こることがある

左側臥位とすることにより,状態が改善する

②気道の開通

・顔を横向きにしてあご先を突き出すことにより,気道を開通させる

・上気道の狭窄をきたす疾患:起坐位で気道が保たれることがある


③誤嚥の予防

顔を横向きにすることにより,嘔吐がある場合に吐物を外に出しやすくし,誤嚥の危険性を減らせる


④頭蓋内圧亢進の緩和

相対的に頭部を高くすることで頭部からの静脈還流を促し,頭蓋内圧の亢進緩和


⑤毒物・薬物の小腸内への移動阻止

左側臥位で胃を十二指腸より低い位置にすることにより,毒物・薬物の胃から十二指腸への移行を少しでも減少させる


⑥出血量の軽減

出血部位を心臓より高くすることにより,出血量を減少させる


⑦疼痛の軽減

・腹痛を訴える傷病者
■腹筋を弛緩させる体位をとる

胸部外傷時
■患側をにすることにより,
呼吸に伴う胸郭運動を制限し,疼痛を軽減

心膜炎
■前傾した起坐位で疼痛が緩和
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