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全身状態の観察 P304

全身状態の観察
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A 外見の観察

・傷病者に接した直後、
バイタルサイン,体位や顔色・表情,嘔吐,外出血,四肢の変形など
の大まかな全身状態を観察し,傷病者の容態や緊急度を観察する

1 体位

体位
立位,坐位(起坐位),仰臥位,腹臥位,側臥位などがある

通常、傷病者自身が一番楽な体位を自らとっている

立位
呼吸や循環が安定している

起座位
気管支喘息発作
うっ血性心不全に伴う心臓喘息
仰臥位になると呼吸困難が増強する
膝屈曲位
■腹壁の緊張を緩める
■胃・十二指腸潰瘍穿孔などによる腹膜炎の傷病者は動くと痛みが増強する(体性痛

うずくまる
胆石症,尿管結石

※激しい疝痛発作(内臓痛)ではうずくまることもある

2 顔色・顔貌・表情

顔面蒼白
■皮膚の血流量減少
■血色素量減少
ショック貧血時など
顔面紅潮
■精神的興奮
発熱
■皮膚血流の増大
無表情顔貌や虚脱顔貌
意識障害やショック
高熱を伴う傷病者
苦悶様顔貌
■激しい疼痛
■呼吸困難
浮腫状顔貌
■心疾患
■腎疾患では、
眼瞼の浮腫を伴うことが多い
ヒポクラテス顔貌
末期癌の傷病者
■眼球が陥没して表情が乏しく、
眼光が鋭く頬がくぼむ
痙笑
顔面筋が痙攣して笑ったような顔
開口障害
破傷風に罹患している可能性がある
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