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神経所見の観察  P322

神経所見の観察
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A 運動機能

1 運動麻痺

運動麻痺
運動中枢から筋線維までの運動神経のどこかに障害があって,随意的な運動ができない状態

麻痺
完全麻痺不完全麻痺(不全麻痺)に分けられる

上位運動ニューロンの障害
中枢性麻痺
錐体路症状と呼ばれる
下位運動ニューロンの障害
末梢性麻痺

上肢,下肢の運動機能の観察
徒手筋力テストを用いる


①単麻痺

上下肢のうち一肢だけが麻痺している状態

※外傷による腕神経叢の引き抜き損傷
片側上肢の弛緩性麻痺としてみられることが多い


②片麻痺

片側の上下肢にみられる麻痺

脳出血脳梗塞で多く,その障害部位としては内包付近がもっとも多い

軽度の片麻痺の観察
上下肢のバレー徴候

意識障害のある傷病者
ドロッピングテスト

③対麻痺

両側下肢の麻痺

・脊髄の障害・損傷(胸髄、腰髄、横断性脊髄炎)など


④四肢麻痺

上下肢が両側性に麻痺した状態

脳幹部障害や頸髄損傷で認められることが多い


⑤交叉性片麻痺

顔面を含めた脳神経の麻痺側と四肢の麻痺側が違う場合

脳幹部に病変があるとき

2 反射

反射
■正常で認められる反射と病的反射がある

正常で認めれる反射
深部反射
→腱反射,筋伸展反射

■こられを亢進しているか減弱しているかを観察
深部反射が消失しているときは異常
病的反射
バビンスキー反射など
中枢性麻痺の際に認められる

3 運動失調

運動失調
協調運動の障害により起こる

協調運動
ある動きを円滑に行うために多くの筋肉が調和を保って働くこと


運動失調の原因となる障害部位

小脳脊髄後索がある

※いずれも、失調性歩行が観察

小脳由来の運動失調
手を思うように使えなくなる
■起立、歩行が障害される
酔っぱらい歩行と呼ばれる不安定な歩行

構音障害を呈す
・脊髄後の障害
下肢を中心とした運動失調が出現
著明な歩行障害を呈する
小脳性振戦
指の振戦が目的物に近づくほど著明となるのが特徴
企図振戦という
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